病児保育
くりっこ病児保育室のご案内
横浜市子育て支援事業の一環として、当院の病児保育室は横浜市より委託されております。
まずは、事前利用登録が必要です。その後のご利用になります。
病児保育室とは?
当くりっこ病児保育室は、医療機関併設型病児保育室です。医療機関のもとで、看護師・保育士が病初期の段階からお子さまをお預かりしております。
生後6ヶ月から小学校高学年生(6年生)までの病気のお子さまを、その保護者が仕事の都合や事故、出産、冠婚葬祭など
社会的にやむを得ない事情での育児が困難な時期、一時的に保育する事業です。
※麻疹(はしか)、流行性角結膜炎(はやり目)、新型コロナウイルス、インフルエンザの高熱時は対象外
(17:30までにお迎えして頂き、一日のお子さまの症状や様子を看護師、保育士が説明致しまして18:00までの退室)
※土日祝、年末年始、夏休み、臨時休診日
※横浜市在住の生活保護世帯、横浜市在住のひとり親家庭等福祉医療を保持する世帯(0円)
※必要書類は、生活保護受給証明書、市民非課税証明書、ひとり親家庭福祉医療証、児童扶養手当証書のいずれか。
ミルク+補液代
※栄養士が調理したお食事を、お子さまのアレルギーを考慮し病状に合わせてご用意しております。
ご利用までの流れ
事前登録をします。
- 所定の用紙(3号様式)に記入して頂きます。
3号様式ダウンロード - 母子手帳の予防接種のページをコピーします。
- 記入済みの3号様式・母子手帳のコピーを当病児保育室まで郵送、FAXでお送りいただくか、ご持参ください。
- 書類確認後、くりっこ病児保育室から登録番号を電話連絡またはご来院の方には直接お知らせし、事前登録完了となります。
病状の経過を書いた4号様式(原則かかりつけ医)をご用意ください。
ご事情により、かかりつけ医に受診ができない場合には当院の外来受診が可能です。
※4号様式利用有効期限:7日間(同一疾患について)
病状が4号様式の内容と大きく異なる場合は、感染症の種類や重症度により、入室を検討させていただきます。
やむを得ないご事情の場合はご相談ください。
予約の仕方
翌日の予約者がいっぱいの場合はクリニックホームページのお知らせ欄にて予約申し込みの受付を終了したことを表示します。
空きがあれば当日申し込みも可能です。随時、ご確認をお願いします。
入室確定は、メールフォームでの申し込みの方は、(※申し込み時点では、仮予約キャンセル待ちです)受入れ確定のご連絡はこちらからいたします。
上記以外の17:00~翌朝8:00まで電話での予約は、留守電受付になります。
予約のメールを送信後ご利用をキャンセルする場合は、上記時間内で電話(時間外は留守電)でご連絡をお願いいたします。
入室に関して、万が一当日朝8:00以降にキャンセルが出た場合、疾患や病状、年齢を考慮し、キャンセル待ちの方に電話にて連絡いたします。
月曜日や祝日明けのご予約については、月曜日予約は、電話受付金曜日10:00~17:00、それ以外の時間帯は、土日同様、留守電またはメールフォームにて受付を行っております。
病児保育時間/8:30~18:00(月~金)
※土日祝、年末年始、夏休み、臨時休診日
お電話にて登録番号、お名前、病名、症状、利用希望日等をお知らせください。
下記の予約フォームより、必要事項をご記入のうえ送信してください。
予約確定日に入室となります。
キャンセルをする場合
なお、特殊な理由の場合を除き、無断キャンセルされた方はキャンセル待ちの方にご迷惑がかかりますので、今後のご利用をお断りさせていただく場合があります。
入室から退室まで
朝は8:30から受付いたします。
看護師の問診や利用手続き、病状が悪化されている場合は受け入れ可能かどうか入室前に医師の診療、発熱、呼吸器症状のある方は、新型コロナウイルス迅速テストなど検査が必要となる事もあります。
問診・手続きがスムーズに行えるよう、あらかじめ必要書類(5号様式、くりっこ情報記入表)の記入をお願いします。
お迎えの予定時間とお迎えの方をお知らせください。
※お迎え時間は17:30まで。お迎え時、父母以外の方は身分の証明できるものを持参ください。
事前利用登録後に変更があった事柄(連絡先、予防接種、感染した病気)がある場合は事前にお知らせください。
お迎えは17:30までにお願いします。
お子さまの一日の様子、病状説明、翌日の利用の要否、お会計をお済ませになり、18:00までに退室となります。
当日の持ち物
- 横浜市病児保育事業利用連絡書(第4号様式)
横浜市病児保育事業利用申込書(第5号様式)
くりっこ病児保育室情報記入用紙 - 健康保険証、マイナンバー保険証と乳児医療証
- 利用料が減額の対象になる方はそれを証明する書類
・生活保護世帯の方はそれを証明する書類
・市民税非課税世帯の方は直近の非課税証明書(※原本)
・ひとり親家庭福祉医療証
・児童扶養手当証書
上記の書類を事前にご準備いただき、当日お持ちください。 - 母子健康手帳
- 薬(内容が記載された用紙やお薬手帳もお持ちください)
- 着替え、おむつ、きれいなおしりふき、コップ、歯ブラシ、口拭きタオル2枚
- ビニール袋(汚れものを入れます)
- 食事用エプロン(必要に応じて)
- 使用を希望される方は冷えピタ等(こちらでもご用意はございますが有料となります)
- できる方はなるべくマスク(2枚以上)
おくすりについて
- 主治医からの処方薬(現在飲んでいるくすり)をお昼分と予備の分のみ持参してください。その際、お薬の袋ひとつずつに氏名、内服する日の日付、薬の名前を記入してください。記入がない場合は、こちらで与薬を行うことができませんのでご注意ください。
- 水薬はそのままお持ちください。ただし容器に薬の名前、氏名を油性ペンでしっかりご記入ください。
- 頓用のお薬(解熱剤、座薬、吸入薬、咳止め、目薬、塗り薬など)もそのままお持ちください。
- 薬局でもらったお薬の説明書、お薬手帳も一緒にお持ちください。
確認事項
- 感染症には細心の注意をし、隔離室保育を含めて個別対応にしておりますが、病気をうつされることが全くないというわけではありません。
- 急性期を過ぎ、回復期のお子さまでも現在は隔離を必要とせずそれらの疾患あるお子さまと同室になることがあります。
- 1歳2か月以上でMRワクチン(麻疹風疹)の接種がお済みでない方はお預かりしていませんが、麻疹以外の診断が確定している場合は可能です。
- 病児保育期間中、病状の悪化や緊急度により、ご了承のもと医療処置が必要と判断される場合、保険証、医療証が必要となります。
- 入室時の病状の重症度により保育ができないと判断されるときは、お預かりをお断りする場合があります。
- 保育中に病状が悪化して、保育の継続が困難になったときは、予定時間より前でもお迎えをお願いします。
- お預かり中、緊急時と症状の急変の場合は、設置主体の診療機関にて診察後、判断・処置・方針を決定いたします。
- 緊急時を除いて、病児保育室での点滴などの長時間の看護管理を要する医療処置はいたしません。
- 延長保育はありません。なお、事故などのやむを得ない事情以外でご連絡なく遅刻したときは、利用登録を抹消させていただくことがあります。ただし、災害時の交通機関の遅れによりお迎えが遅れる場合については延長料金をいただきます。(1時間経過したら1時間あたり2,500円となります)
- 過去にけいれん(ひきつけ)を起こしたことのある方、生まれてから今までに先天性、後天性疾患がある場合、登録時、予約時、問診時にお伝えください。
- 安全には十分注意し、お預かりいたしますが、低年齢のお子さまで乳幼児突然死症候群SIDSのように予測できない状況もありますので問診時、家での様子を詳しくお聞かせください。
※乳幼児突然死症候群(SIDS)元気ですくすく育っていた赤ちゃんが眠っている間に突然亡くなっている病気のことです。今のところ原因は分かっていません。日本では4,000人に一人の割合で起こるといわれ、生後2ヶ月から6ヶ月に多く、まれに1歳以上でも発症することがあります。